2018年01月24日

“働きやすい企業No1”が大切にしていること

デンマーク最大の労働組合3F(スリーエフ)選ぶ

“2017年働きやすい企業No1”を受賞した

MALMOS(マルモス)社。


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ノミネートには業績はもちろん、

従業員や関連企業からの推薦が必須だ。

審査員は書類だけでなく、

会社訪問や従業員らへの

聞き取りもして評価する。



ステークホルダー(利害関係者)からも慕われる

ワークライフバランス先進企業“は一体、

何を大切にしているのか。



首都コペンハーゲンがある

シェラン島に本社を構え、

国内最大規模の造園業を営む

MALMOS

この事業のスタッフは130名。


屋上緑化や

公共の場の景観づくりが専門で、

顧客は主に国や自治体だ。


高い技術力は評判で、

豪雨の際に

下水を溢れさせずに処理する

気候変動に適応した緑地化技術は、

国際コンテストで優勝した。


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モーテン・ハンセン社長が

一番心がけているのは


「スタッフがこの会社で働きたいと思えること」。


そのためには、

「一人ひとりがリーダーシップを持てることが重要」


と話す。



リーダーシップは、

一般に管理職が担うものという印象がある。


だが、MALMOSでは

自分の半径3m以内で発揮するもの


トップダウンでなく、

それぞれの部署に

リーダーシップをとる人がいて、

その部署の下につく組織の中に、

またリーダーがいる。


基本は

全員がリーダーシップを発揮するもの

と考えている。


つまり、

スタッフ全員に


決定の自由

があるのだ。


スタッフたちは、

・会社から信頼されている

・意見を聞かれる存在だ

・必要とされている


というメッセージを

会社から受け取っているのだと思う。


だから、

自分が関わった決断に責任を持ち、

仕事へのモチベーションも高い。


それは、

企業の業績向上につながっていく。



日本では、

業績をあげるには、

まず顧客満足度をあげることが大切だ

と考えがちだ。


MALMOS

スタッフの満足度が高まれば、

顧客満足度はおのずとアップすると考える。


元気のない料理人が

つまらなさそうに作るラーメン屋さんより、

楽しそうに働く料理人がいる店に

客は集まるーということだ。


当たり前だが、

実行するのは意外と難しい。



MALMOSでは、

リーダーシップを発揮しやすくするため

ヒエラルキーを薄くしようと努めている。


上司を介さず、

必要な人同士が

直接コンタクトを取れば、

中身の濃い議論ができ、

意思決定のスピードも上がるからだ。



ハンセン社長は

従業員たちへ


「決断に迷った時は

MALMOSのためになるかどうか?

と自分に問いかけよう」


と伝えているそうだ。



経営資源である人に

全幅の信頼を寄せている。


「企業は人なり」を体現した会社だった。

posted by YOKO at 10:38| Comment(2) | 先進企業の取組み
この記事へのコメント
いつも楽しく読ませてもらってます!早速管理職の旦那さんにリンク送信させていただきました。管理職って役職名がそもそも変な気がしてきたわ。(^_^;)
Posted by uco at 2018年01月25日 23:05
管理職の役割ってもうカリスマ的なトップダウンでは古くなってきているのかも。MALMOSの社長も話されていたけど、これから入ってくる世代も含め、その仕事の社会的意義を伝えられることが管理職に求められていると思うよ。

>ucoさん
>
>いつも楽しく読ませてもらってます!早速管理職の旦那さんにリンク送信させていただきました。管理職って役職名がそもそも変な気がしてきたわ。(^_^;)
Posted by YOKO at 2018年02月08日 10:14
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