2017年12月22日

幸せの源泉「みんな違って、みんないい」

デンマークには、


いわゆる「ブーム」がないという。



日本でおなじみの


「インスタ映えする店に行列」はデンマークではあり得ない―。




なぜなら、


好みも考え方も千差万別なのが人間。


「みんな違って、みんないい」と心から思っているから。



なるほど、こんな教育を受けたら、


ブームや人に流されず、幸せに生きていけるかも…。


と、思わせてくれた最初の場所が幼稚園だった。



デンマークの首都コペンハーゲンの南東にある


ロラン島ブランストロップにある「森の幼稚園」。

森の幼稚園@.JPGIMG_9645.JPG



晴れの日も、雨の日も、雪の日だって、


五感をフルに使って遊び倒す。



ここでは、クラス分けもお遊戯も、園舎すらもない。



大きな森の中に包まれるような感覚の中で、


四季の移ろいを肌で感じながら、


自分の好きなことを自分で選んでする。


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友達と意見が対立することもある。


そんな時、先生は最善の妥協点はどこか?を判断できるよう導く。



視察した日、


太い木の枝にぶら下げた


一本のターザンロープに長い列ができていた。



すると、


列に並んでいた2人が小競り合いを始めた。



が、一方の子どもはすんなり列を離れて別の遊びを始めた。




後にツアーコーディネーターから聞いたのだが、


“一人一回”と決めて順番待ちをしたとしても、


子どもによってその解釈が違う。


自分が満足するまでを1回と思って何度も列に並ぶ子もいれば、


言葉のまま1回だけと思う子は、何度も並ぶ子に抗議する。



子どもたちは、


どこまで自分は我慢できるかを知り、


それを相手に伝える。



伝えることで、


相手にも気持ちや考えがあることが分かり、


他人と自分は違うと学ぶ。



そうして初めて、


歩み寄りが生まれ、


自分が楽しく過ごすための知恵も育まれるのだろう。



自分の欲求が満たされると、


友達のことも考えられるようになる。




消費税率25%、


所得税率は4060%という


「高負担」の一方で、


医療費も教育費もタダ。


老後の心配もないデンマーク。



この「高福祉」こそが


「世界一幸せな国ランキングNo1


といわれる所以と思っていた。



でも、


幸福の源泉は


実は「みんな違って、みんないい」という


マインドなんじゃないか。




空気を読むことを美徳と捉えて、


自分の意見を言わない風潮がある日本。



空気を読むことに疲れて、


考えなくなり


“どっちでもいい”と


平気で言うようになり、


自分がどう思うのかさえ分からない人も少なくない。



本当にそれでいいのかな?



対話ができる場には


安心感があることをデンマークで知った。



学校や職場が、安心で安全な場となりますように。


posted by YOKO at 11:02| Comment(2) | 幼稚園
この記事へのコメント
対話があるところには安心感がある。まさしくそうだわ!とても興味深くて感心しながら読ませていただきました。
次回も楽しみにしてます^_^
Posted by uco at 2017年12月23日 06:13

ucoちゃん
感想ありがとう。
家庭でも学校でも職場でも一緒だよね。かのグーグルさんでも、サイコロジカル・セーフティー(心理的安全性)と言って、言いたいことを言えて受け止める環境をつくる、お互いを尊重・意見を受け入れる文化を大事にしているんだって。
Posted by YOKO at 2017年12月27日 11:34
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